スウェーデンの硬いパン


現代のスウェーデン人の多くは毎日パンを食べます。しかし、冷蔵庫や近代的な保存方法が発明される前、パンを別のように保存しなければならなかったです。その結果、ライ麦で作られた乾パンの Knaeckebroed (クネッケブレード)はスウェーデン人の好物となりました。
その昔、ねずみや虫に食われないために、真ん中に丸い穴を開けたクネッケを棒に通し高い所に吊るしていました。その形は現在のクネッケにもまだ残っています。種類は豊富にあり、シナモンなどのスパイスクネッケも最近人気です。
食物繊維が豊富に含まれているので消化にもいいですし、乾パンだからかびは生えません。これは非常に乾燥したスウェーデンの気候ならではの保存方法かもしれません。

クネッケだけでは無味なので、様々なポーレッグ(「載せ物」)をのせて頂きます。チーズ、ハム、ジャム、キャビア等など。ナイフでスライスされていないチーズを薄く切るのが難しいですね。そのため、北欧人はOsthyvel(チーズカッター)という独特な道具を使っています。最初に使うのが難しいかみしれませんが、慣れたらとても便利で食卓に欠かせない物です!
使うのが難しいとしたら、Kalles Kaviar(カッレス キャビア 直訳 カッレ(男の子の名前)のキャビア)の方がのせやすいでしょう。チューブのキャビアとは、贅沢なイメージがするでしょうが、ここでのキャビアとはたらこミックスの塩辛いペーストです。スウェーデンのどこのスーパにもこのカッレスキャビアがおいてあり、フレーバーの種類も豊富です。

トースト
スウェーデンには日本でよく使われている様なオーブントースターがあまりありません。日本のトーストパンに比べたら、スウェーデンのトーストパンは小さいです。

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