日本人のスウェーデン滞在記、その1。MIKIさんが書いてくれました。
2月19日
こんにちは!私は現在ストックホルム大学で勉強しています。今回はお友達のボッセさんのホームページに登場させてもらうことになったので、スウェーデンについて紹介させてもらいます。といっても、ここはしごくおだやかで大きな事件が起きることは少ないので、関心はどうしても小さな事になりがちです。
例えば今、私のアパートの外で小さな子を連れた男の子が雪だるまを作りはじめ、さすが北国だなぁと感心するまもなく見る見るうちに2メートルぐらいのオブジェを作り上げて去っていきました。ここ2、3日は少し寒い(マイナス5度くらい)なのでしばらくはあのままなのでしょう・・・。でも外は寒くても室内は快適で、T-シャツ一枚でも平気です。反対に乾燥のし過ぎをふせぐために観葉植物に水をやって、室内の湿気を保っています。
ここに住んでいて思うのは、よく言われることですが、冬の間大変なのは寒さよりも暗さとです。日本に住んでいたときには分からなかった太陽のありがたさをつくづく感じます。そう言えばこちらに来てから日光浴に命を懸けるようになったので、夏の間は真っ黒になってます。他のスウェーデン人の友達は同じだけ日光浴しても、こんがりいい色になるだけなのに・・・。それでも、パラダイスのようなスウェーデンの夏は家の中にいるのが罪悪に感じるくらい、外にいるのが気持ちいいです。ただなにもせずにボーっと景色を眺めて何時間も過ごせる贅沢をここに来て初めて知りました。スウェーデンに来られることがあられましら、是非こののんびりムードを経験してください!
5月29日
4月30日のValborgのお祭りで春を迎えたはずが、今年の5月は雨模様です。スウェーデンでは、ライラックからりんごの花の間の季節が一番きれいだと言われ、今がちょうどその時期なのですが、朝、いいお天気でピクニックに行こう!と張り切っていても、午後になると雨が降り出すといった具合で、午後10時でもまだ明るい北欧の初夏を楽しみ切れず、いつになったらバーベキューができるのかとウズウズしてます。
とはいうものの、ストックホルムの街なかでは、レストランの外にテーブルや椅子を出すUteserveringで、道ゆく人を見ながら太陽の光を楽しむという、夏の風物詩がチラホラ見られます。お肌のシミが気になる日本人でも、一度やったらやめられないくらい、気持ちのいいものです。それとか、テイクアウトでパスタサラダ(これなら大体どのカフェやレストランでもハズレがないし、パンとセットになっていて、しっかりたべた気にもなれます)を買って、街の公園、というか庭園で食べるという手もあります。テイクアウトといえば、SANDYSという、目の前で作ってくれるバゲットのサンドイッチ屋さんがあるのですが、野菜をぎゅうぎゅうに詰めてくれるうえ、トマトを少なくして、代わりにオリーブたくさんいれてという、私のワガママも聞いてくれるとても嬉しいお店です。人気があるからだと思うのですが、ストックホルムのあちらこちらに増えています。ただバゲットをまるかじりするので、私はよくバラバラとクズをこぼします。でもきっと後で鳥が食べてくれているでしょう・・・ストックホルムにお超しの際はぜひお試し下さい。Smaklig Måltid!
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